USHIMOMO 推薦図書の会議室 96/01/15 22:48

00083/00083 KGH10661 大橋真人 読書の小径 その21  「マリアのメッセージ」


 今年の年賀状に、「破局の年 ’96年  起こるべくして、金融・経済・社会システムの破局(カタストロフィー)が眼前のことになるように思います。」と、書き添えました。昨年の年賀状は、「いよいよ、時代は烈震の年を迎えようとしています。心して備えてまいりたいと思います。」 でした。(推薦図書の会議室 #32「読書の小径 その2」参照)

 友人の中には、何故カタストロフィーなんだ、と電子メールを送ってくれた者もいました。ただ、このことは、一昨年来、私が読書をして感じてきたことだから、これといって証明できることではありません。少なくとも感じていただける人々には何がしかのメッセージとして伝わればいいなと思っています。昨年1231日に、新聞広告にあったアニー・カークウッド著「マリアのメッセージ」(近代文藝社刊)をパソコン通信でブックサービスに発注してあったのが1月9日に入荷し、10日に手元に届きました。内容は今まで勉強してきたことがとても分かり易く記述されていました。以前、ご紹介した浦崎太郎著「21世紀を生きる君達に」(#58 「読書の小径 その13」参照)で、先生は今、この日本に生きている意義、使命を考えて欲しいと訴えておみえでした。
 「マリアのメッセージ」を読むにつけ、感じたことは今を生きる意義、この時代に生をうけた価値をしっかり受けとめていきたい、ということでした。みなさんは、どのようにお考えでしょうか?

”来るべき新しい時代を真の未来と考えたいと思います。なぜなら、万物が平和に 暮らす時代に本当になるからです”                            イエスの母、聖母マリア

  進化の時期が地球に訪れる時です。これから人間の生活に訪れる時代は進化の時です。
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  人間はさらに精神的な存在へと進化します。現在では聞こえない音が聞こえるようになります。・・・・
  人間は精神により、聞いたり、話したりします。心の力がさらに活用されることになります。直感と呼ばれて
  いるものが、全人類の中で活発に働き始めます。精神で物事を聞くのですから、正直さが求められます。
  現在では、人間は自分の感情や考えを隠すことができます。しかし、未来では、自分の感情や何気ない考え
  を隠すことは不可能になります。内に秘めた動機が知られ、あらゆる関係が露呈し、あらゆる考えが聞こえ
  てしまいます。この新しい生き方がどんなに素晴らしいかわか>りますか?必要上、人類は平和にならざるを
  得なくなります。・・・・・                                             (P229

すばらしい時を迎えるためにも、私達一人ひとりが心して備えてまいりたいものです。

                          

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