ロイヤル チェンバー オーケストラ 演奏会


日 時    平成9年12月10日(水) 午後6時30分開場  午後7時開演

場 所    常滑市民文化会館 大ホール

プログラム  メンデルスゾーン/序曲「フィンガルの洞窟」

        早川正昭/日本の四季

        モーツアルト/交響曲第35番「ハフナー」

指揮者  堤  俊作(Shunsaku Tsutsumi)

1970年桐朋学園大学を主席で卒業。指揮を斎藤秀雄に師事。1972年東京交響楽団でデビュー、1973年から1977年まで正指揮者を務める。1974年ルパート指揮者コンクール第3位。1978年アンセルメ国際指揮者コンクール優勝。
1975年東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団を創立し、1992年まで常任指揮者。1988年から1992年まで、札幌交響楽団専属指揮者も兼務。海外でも、ロンドン交響楽団、スイス・ロマンド管弦楽団等に客演、また、ベネズエラ国立シモンボリ-バル交響楽団日本公演を指揮。1988年エジンバラ音楽祭、1991年松山バレエ団アメリカ公演、1992年北京、上海公演 1992、1994、1996年、レニングラードバレエシアターを指揮し、バレエ公演における指揮でも、国際的な名声を得、第一人者として欧米の舞踊家、振付家からも絶大な信頼を得ている。
現在、ロイヤルチェンバーオーケストラ音楽監督、梓室内管弦楽団音楽監督、静岡交響楽団音楽監督、桐朋学園大学講師、尚美学園客員教授、岐阜国際芸術祭芸術監督、牧阿佐美バレエ団音楽監督、井上バレエ団音楽監督。


ロイヤル チェンバー オーケストラ Royal Chamber Orchestra

ロイヤル チェンバー オーケストラは1987年、皇太子殿下を楽団長として結成された「梓室内管弦楽団」に参加しているプロ演奏家を中心としており、そのほか「サイトウキネンオーケストラ」の若手メンバー、そして内外の一流オーケストラでの経験者等により1991年に結成された。音楽監督である堤 俊作の提唱により、ヨーロッパの音、ウィーンフィルの音色を範としており、豊かで色彩に富んだ音色と、明快なアーティキュレーションによる正統的な演奏を理想としている。歴史的解釈をふまえ、オーケストラの真のあり方を追求しており、21世紀へ向けて大きな発展が期待されている。ロイヤルチェンバーオーケストラの主な活動は、皇太子殿下ご成婚記念CDの録音(ポニーキャニオン)、岐阜国際芸術祭20周年記念コンサート(岐阜、倉吉、清水)、林峰男20周年記念チェロ協奏曲の夕べ(カザルスホール)等があげられる。
現在までに、マリオ・デリ・ポンティ、ハイディ・リチャウアー、ドゥヴィ・エルリ、ゲイリー・カー、イワン・ドレンニコフ等とも共演し、その精密なアンサンブルは共演したソリスト達からも高い評価を得ている。


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