読書の小径 その49     「秘められた日本古代史 ホツマツタヘ」

Y2Kもたいした被害もなく過ぎたようで、喜ばしいかぎりです。

金融のY2K(NYダウ大暴落のシナリオ)は、いまだ続行中のようですので要注意!!

 ところで、昨年の暮れあたりから、「秀真伝」(ホツマツタエ)という歴史書に関していろいろ勉強しています。

「秘められた日本古代史 ホツマツタヘ」(松本善之助著 毎日新聞社刊)は、入門書としては、最適かと思われ

ます。 「古事記」、「日本書紀」の原典が「ホツマツタエ」であるといったら、さぞかしみなさんは、びっくりされる

ことでしょうね。

「古事記」、「日本書記」の齟齬、脈絡の間隙を 「ホツマツタヘ」で補って解釈し直すと鮮明に古代の歴史の光が

見えてくると著者は語っ ています。

 それに、漢字以前に我が国固有の文字、「ホツマ文字」があったと言ったら、みなさんは、またまたびっくりされる

ことでしょうね。日本人の本当の心の故郷が、五七調、一万行の歴史書の中にあると思われます。

 天照大神は男神、ヤマトタケノ命は実在・・・・・。神代から12代景行天皇の時代までの日本の古代史、年中

行事の謂われ等々すごい内容が含まれています。

 インターネットを検索していて分かったことですが、「秀真伝」は、滋賀県安曇川の 三尾神社の神宝で紀元前

7世紀ころの成立とありました。そして、そのページには、三上山(通称 近江富士 428M)のことも紹介されて

いました。実は、三上山は細君(滋賀県出身)とともに、何回か登ったことのあるご縁のある山でした。

特に何十年ぶりかの大雪の積もった日の翌日に初めて登った時、登山道が分からず、困ったことを思い出し

ました。頂上に到達してからの下山は、道がはっきりわかり、迷わずにすみました。

今から21年ほど以前の話です。

頂上付近の磐座として紹介されていた写真の巨石の上にも登ったりしました。

(知らないこととはいえ、失礼なことをしたものです。)

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