USHIMOMO 推薦図書の会議室 96/01/20 23:37

00085/00085 KGH10661 大橋真人 読書の小径 その22 「波動の法則」


 昨年の 5月22日のFUNAI OPEN WORLD 分科会「会える」 のテープ(藤原直哉先生の「『大転換』の次にくるもの」、天外伺朗先生「続・ここまで来た『あの世』の科学」、足立育朗先生「遠い星々からのメッセージ」、新垣哲男先生「タンポポと話して知ったこと」)を購入して聴いて感動したのは、話される切り口は違うものの、究極みな、同じことを説かれてみえるのでは?と思えたことでした。
 それ以前の3月に、天外伺朗著「ここまで来た『あの世』の科学」(祥伝社刊)、同著「『超能力』と『気』の謎に挑む」を読み、ユングが東洋哲学に魅せられたことや最先端の量子力学が東洋哲学だとか、「易経」とつながったりしていることを学び、かつ人間の魂、輪廻転生、宇宙のしくみについて認識を新たにしました。ところが、いまひとつのところがもやもやとして分からずじまいでいました。
 それが、足立育朗先生の講演テープを聴いてみて、いままで分からなかったことが、融解していったように思います。そこで、8月13日、品川区民会館へ足立育朗先生の講演会「波動は嘘つかない」へ出かけて行きました。先のテープでは、時間の関係で詳細に言及出来なかったことについてもていねいに話されていました。
 そして、そこでも田村さんとの素晴らしい出逢いがありました。後日、田村さんからライアル・ワトソン著「未知の贈りもの」を贈っていただきました。足立先生の著書「宇宙からのメッセージ 波動の法則」(PHP研究所)が昨年末に刊行されました。講演では明らかにされなかった詳細なデータ、図表、宇宙語が掲載されていて、しかも、目にやさしい緑色の活字で書かれていて、とってもうれしくなってしまいました。
 新垣哲男先生の講演テープを聴いた時、感じたことは、「新垣先生はとってもやさしい人だな」ということでした。語り口からして、そんなことがうかがえました。しかし、不思議なのは「タンポポ」と話ができる、ということです。石と話ができる人がいるとか、芹沢光治郎著「神の微笑」(新潮社)にあるように、木と話ができたりすることが本当にありえるのでしょうか?当時、漠としてそんなことを感じていました。
 伊勢の中山靖雄先生の話によく「声かけ」という言葉が出てきます。花に「声かけ」するのとしないのとでは、成長に差があるということです。「声かけ」は、「肥かけ」に通じるということです。人に対するあいさつでも同じことですね、みちよさん。
 足立育朗先生の著書や講演テープから、「人間の『意識とは何か』というテーマで受振しますと、中性子と同じものを描いてしまうのです。描き始めたら同じものだったので、びっくりしたのです。要するに中性子は『意識』だったのです。中性子が『意識』ということは大変なことです。あらゆる物質の元になっているもの、それは原子核であり、その中に中性子と陽子があるわけです。全ての存在物に原子核があって、中性子、陽子があり、そのうちの中性子が『意識』であるということは、どんなものも全部、『意識』で構成されているということになるわけです。これは見えない空気もそうです。それでは、陽子は何か。今度は陽子について、調べました。すると陽子は、『意志』だということでした。・・・・陽子は『意志』であると同時に、自然の法則の『愛』だという情報です。愛情ではなくて『愛』です。中性子の方は『意識』があって感情の役割があり、常に調和をとり続けます。・・・・即ち愛と調和が、全ての存在物の素になっている。これは地球上でいうすべての存在物です。」(前著P83-84)ということを学びました。
ここで、やっと「タンポポ」や「石」や「木」と話が出来ることを得心しました。そして、そうすることが出来る人は波動の高い人である、と言うことも。 初めて、聞かれる方は躊躇されるかもしれませんが、一昨年前から私が、学んできたことの究極はこのことでした。
 興味のある方はぜひともお読みいただければ、「来るべき21世紀がどんな時代か」を窺い知ることが出来るかと思います。


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